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ビジネスの成長カギとなる販路拡大の基礎
ビジネスの成長を考えたとき、販路開拓は重要になってきます。「何を売るか」「どこで売るか」を適切に理解することでビジネスを成功に導くことができます。特に会社の規模が小さければ小さいほど小さな販路の積み重ねが大切になってきます。どんなにいい商品やサービスを開発しても購入者に届いていなければ成り立ちません。今回は販路拡大に使える戦略を紹介します。
B2B企業の販路拡大
法人相手に販路を拡大したい場合には、既存の顧客からの紹介というのが最も一般的です。しかし、取引先の紹介では同分野での販売チャネルに限られてしまうことが多いです。したがって、いかに他分野に視野を広げられるかがカギとなってきます。
B2C企業の販路拡大
B2C企業の場合は、従来のマス広告やDMだけでなく、ネットショップやホームページなどのITツールを用いることが有効です。近年では、特にSNSの拡散効果が大きく、消費者に身近なITツールを駆使したセールスプロモーションを行う会社も増えてきています。
ECモールへの出展
コロナ禍もあり、ECモールの発達も目覚ましいものがあります。最近では、実店舗で買えるものでも、一度インターネットで下調べをしたうえで、一番安いショップで買うということも増えています。ネットショップは実店舗も持たずに運営できるため、コストがかからずに販路を開拓できる点が魅力です。また、消費者の自由度も高くなっています。
SNSでの情報発信
SNSの発達は販路拡大に大きな追い風になっています。最近ではGoogleなどのサーチエンジンで検索するよりもtwitterやInstagramなどのSNSで検索する人が増えてきています。
SNSは広告っぽさがないというメリットもあるので意外な販路を見つけることができるかもしれません。
助成金や行政サービス
各自治体や行政では、中小企業向けに販路拡大の支援を行っている。例えば、東京産業労働局では、販路拡大にかかる一部の経費を助成するといったものもあります。都内に限らず、地方の公益財団法人でも地域産業振興を目的とした助成金の支援を展開しています。基本的に、無料で相談を受け付けているので積極的に活用してみるとよいでしょう。
展示会への出展
展示会は、販売に直結する人脈を得られる機会となり、商談に持っていきやすいため販路拡大につながりやすくなってきます。しかし、競合他社も参加しているため、いかに自社商品の優位性を伝えられるかが重要になってきます。
自社ECサイトの運営
大規模なECモールに出店すると、出展手数料がかかってしまいます。自社でECサイトを運営することで規制を気にすることなく自由に販路を開拓することができます。独自性が高くコアなファンの多い分野だと自社のECサイトで売上が期待できます。
新規市場開拓なら『デジトラッド』
今回は「販路拡大・開拓の手法5つを徹底解説、新規市場開拓の基礎とは」についてお届けしました。
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